カード附帯の海外旅行保険比較をしてみた

まずポイントとなるのは、
自動附帯と利用附帯
・自動附帯 カードを持っていれば、保険が適用される。
・利用附帯 カードを使った旅行にたいして保険が適用される。
利用附帯も内容によっては効かないケースもあります。
今年家族旅行で、タイに行った際に、事前に保険に関しては調べて準備をしてたつもりでしたが、詰めが甘かったです。
適用になるものとならないものに違いが分かっていないと現地でどう対応するかもうんと変わってくるので、保険は内容の把握は大変に重要です。
保険使えるわ~くらいでしか思ってなかったので、決して損したり困ったりはしてないのですが、安心安全には旅行できますよね。

カード会社ごとの比較
旅行時もメインとなるこの3つのカードで比較してみようと思います。
セゾンプラチナ と ANA VISA と AGP
カード会社の保険の概要
セゾンプラチナ

ANA

AMEX

こういう感じで、各社必ず記載がありますので、旅行時前には確認をしておきましょう。


一覧にするとこんな感じ。
保険の内容としては、セゾンプラチナが一いいです。
一緒に行く、家族にも使えます。
保険の対象期間
どの保険も、
日本を出国する日の前日の午前0時~帰国の翌日の午後12時
疾病に関しては、帰国後72時間に発生した、疾病(但し、旅行中の原因に限る)
事前に把握しておいたらいいこと
①利用附帯の場合は、必ず決済をすること。
ホテルだけとかでは適用にならないので、要注意です。
両方掛けたい場合は、両方使えるように分けて決済が必要です。
②怪我した場合、病気になった場合に対応しておいたらいいこと。
現地での、受診と診断書か領収書などが必要です。

タイの時の保険の申請した経緯と流れ
今年の3月タイへ行った際、家族が体調不良になって、大変でした。
現地から帰ることに必死になって、いろいろ抜けてたので、対応が不十分で合ったことは大変反省しています。
体調不良になった本人が、もっと自分の体調のことを言ってくれればよかったのですが、
きっと帰れなくなったらという点で、言ってくれなかったのもあったので、大変でした。
体調不良で、レイトチェックアウト
元々、もっと遊びたいとかになった際に備えて、レイトチェックアウトが出来ることは確認していたし、金額も確認していたので、ここはスムーズに延長できました。
ホテルに残ったためスケジュールの変更による動きの変更
バンを1日貸切にしていたのですが、当初のスケジュール以外の動きが出たので、差額が発生。
飛び立つ直前で引き返すか⁉くらいまで飛行機に乗って体調が悪くなりましたが、何とか離陸。
香港で医師が待機してくれるとのことでしたが、深夜便の為空港クリニックが閉まっているので、不可となった。
車いす移動だけ協力はしてくれたものの、どこかで寝かせてくれる等もなかった。
日本についてからも車いす移動だけはさせてほしいと航空会社に依頼だけして、何とか日本に。
関空職員には、出国したところまでしか送れませんと。せめてタクシー乗り場まで(徒歩にしたら、2~3分の距離)
車いすを貸してほしいと懇願して、なんとか対応してもらえた。→結構渋られた(涙)
帰りの機内の中で(WIFI使えたのでよかった)空港タクシーを手配しておいたので、帰りはタクシーそのまま病院へ。
もちろん、入院となりました。
自宅の近くの病院だったけど、旅行一式があるので、身の回りのものは困らず入院できました。
結果そこから、2週間入院でした。(単なる胃腸炎でした)
保険の対象になった点としては、
・現地のレイクチェックアウト ×
・現地のタクシー差額 x
これば、現地での受診がなかったからダメだったそうです。受診があれば、ここも適用されました。
国内使用分、保険適用できました。
・空港からのタクシー代(家族も乗ったし、貸切バンで3万)
・入院代(全額)
・身の回りのもの(入院時のパジャマ・タオルレンタル等)
・病院のスリッパ(歯ブラシとか買ったらそれも対象)
・家族の見舞いの交通費タクシー(これは5日以上か7日以上の入院時だったかな?)
・退院時のタクシー代
これらは全部保険適用となったので、負担はもちろんありませんでした。
海外保険は損害保険
損害保険ですから、自分損失した分を補ってくれるのが、損保です。
プラスになるとはありません。
そして、その根拠となる領収書がすべて必要です。
保険が2個かかっていても、領収書原本が必要ですので、請求できるのは1か所だけです。
補償額は足りない場合は、2か所が可能のようですが、やり方はやってないのでわかりません・・・
今度やることがあれば、というか、補償額足りなくなるくらいのことにはなりたくないな・・・
どのカードの保険を使うのかは、自由です。
同じ様に見えて、書いてないけど違うとこともありました。
例えば、
タクシー代ですが、1社は、通常の空港までの公共交通機関との差額が補償
もう1社には、タクシー代は全額補償
これだけでも結構差があります。
なので、いいとこどりしていいんです!!(若干手間はかかりますが…)
・利用附帯か自動附帯か
・何が利用附帯になるのか
・請求できる内容の把握
・領収書・明細をしっかり残しておく。
・連絡先がすぐにわかるようにしておく。
このくらいの点を中止して準備しておけば、帰ってからでも対応できますね。
現地での対応は私も経験がないので・・・
大けがとか、大病(脳梗塞とかも)あり得ますのでね。
備えあれば患いなしです!!
